クリスマスから、副院長としての業務を開始することになりました
様々な裁量権を持つということは、それを果たす責任も生じます
スパイダーマンですね
With great power comes great responsibility.
「大いなる力には大いなる責任が伴う」
肩肘張りすぎず、スタッフが働きやすく、患者さんがハッピーになれる場所を作っていきたいと思います
さて、実は昨日に合わせて、書籍が発売されました
国際医療福祉大学救急医学教室准教授の志賀隆先生との共著です
初期臨床研修制度と、専門医になるための専攻医制度が始まり、教育の道筋がはっきりしてきました
一方、指導医としての道筋は何かあるかというと、あまり目を向けられて来なかった分野と言えるかもしれません
良い上司となるにはどういう視点が必要なのか
後輩教育するにはどういう視点が必要なのか
部門長としてやっていくのに必要な知識や態度は何か
こうした疑問を掘り下げて考えてみようと、24項目について二人で議論したものを提示しています
気になる24項目は以下のようになっております
■後輩の指導方法
1:教育のアウトカムの設定
2:研修医はどんなことに悩み、どんなミスをしがちなのか?どこまで任せ、どこから介入するか
3:精力的だったが、まわりから「意識高い」扱いをされ、燃え尽きそうな後輩への対応は?
4:主治医感の育成方法
5:救急に興味のない研修医とどう接するか?
6:英語が苦手な部下に対して、英語論文への苦手意識を払拭するのに工夫していること
■他院・他科・他職種との関わり
7:他科との攻防
8:院外での振る舞い方
9:他科とのコラボレーションのためには何が必要か?
10:他職種との関わり合い
11:臨床とマネジメントのバランス
■指導医自身について
12:部門長になるにあたり必要な知識
13:私のロールモデル
14:指導医の評価はどうするか
15: アンガーマネジメント
16:自分自身の業務と後輩指導のバランスの取り方
17:レジリエンスの磨き方
18:保てている!? ワークライフバランス
19:後輩の気持ちを動かす先輩になる方法
20:研究・論文執筆までをどう成し遂げるか
21:おすすめの良書
■リクルート
22:職場の変更時の注意
23:どうやって人を集めるか
24:情報発信:ブログ・SNS のコツ
一つでも興味があることがあれば楽しく読んでいただけると思います
年末年始のお供にぜひどうぞ