地方二次救急病院の救急医ブログ ER×ICU +α 

やっくんの「だから救急はおもしろいんよ」

MENU

最終勤務終了

退職

研修医からお世話になっている徳洲会を今月で退職することになりました

10年と9ヶ月在籍したことになります

 

政治面では悪名高い組織として語られる徳洲会ですが、現場の人々は日々真摯に診療に向き合っており、多くを学ばせてもらいました

 

入職当時は色々言われましたし、東京都知事の一件や公職選挙法違反の件では、多くの仲間が組織を去って行ったり、心を病んでいくのを目の当たりにしたりして、たしかに良くない面が存在する組織であると自覚した上で勤務を続けてきました

 

一方、強引とも言える手法で病院を各地に立てて運営してきたノウハウは確かなもので、シビアなお金の面に関しても聞きかじることができ、刺激になりました

 

神になりたかった男 徳田虎雄:医療革命の軌跡を追う

神になりたかった男 徳田虎雄:医療革命の軌跡を追う

  • 作者:山岡 淳一郎
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2017/11/25
  • メディア: 単行本
 

 

医療経営は、普通にやるということが難しい

というのが率直な思いですが、勤務する人々が疲れ果てるような環境でなく、犯罪に手を染めず、それでいてますますの発展を願うばかりです

 

救急医療

救急医療体制が整っていない頃から、米国の救急医療体制を参考に、いつでも、どこでも、誰でもが最善の医療を受けられる社会を目指したいという姿勢のもと、「断らない救急」をスローガンに救急医療を提供している姿に惹かれて徳洲会に入職しました

 

実際、どうにもならないこともありますし、代替案(他院を優先してもらう)の方がより善ではないかと思うような局面も経験しました

 

離島で、断れない救急も経験しました

 

どうしたら断らずに済むのかという視点から救急医療に関われたことは財産です

 

 

時代はかわり、いまは救急医療体制が整いはじめ、地域が一体となって救急医療を担保する時代へとなってきています

 

新たなステージで、所属施設周辺の医療機関と協力しながら、少しずつ救急医療の発展に寄与できればと考えております

 

 

ありがとう徳洲会

 

f:id:doctor_hero:20191211215807j:plain

お別れ会の写真